イスラム教徒の数、初めてカトリック信者を上回る
2008年 03月 31日
2008.03.31 Web posted at: 16:45 JST Updated - AP
バチカン(AP) バチカンの日刊紙オッセルバトーレ・ロマーノは3月30日、イスラム教徒の数が史上初めて、ローマ・カトリック信者を抜いて、世界最大の宗教になったと報じた。
バチカンの年鑑編集者によると、2006年の統計で、世界人口に占める割合はイスラム教徒が19.2%となり、カトリック教徒の17.4%を上回った。ただしキリスト教全体を合わせると、依然世界人口の33%を占めている。
その背景として、イスラム教徒の家庭は子供が多いのに対し、キリスト教徒の家庭は子供が減少傾向にあると編集者は指摘している。