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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

「子どもとネット」テーマにフォーラム 神戸

神戸新聞|くらし


 携帯電話やインターネットを利用した「ネットいじめ」などが問題になる中、神戸市中央区の県民会館で三日、専門家や保護者らが意見を交わすフォーラムが開かれた。県内では昨年七月、同市の男子高校生が金銭を要求するメールなどを苦に自殺し、対策が急務。全国に広がる被害事例などが報告され「インターネットの影の部分を教えるべき」などの指摘が相次いだ。(中島摩子)

 総務省近畿総合通信局と県などが主催した「子どもとインターネット社会を考える兵庫フォーラム」。五月末には、北九州市の女子高校生が「ブログに『死ね』と書き込みされた」と遺書を書いて自殺したばかり。関心の高さを反映し、約三百八十人が参加した。

 ネットトラブルの相談やルール啓発をする「インターネット協会」の主任研究員、大久保貴世さんが講演。写真や住所などの個人情報を掲載したために事件に巻き込まれたり、誹謗(ひぼう)中傷が横行したりする現状を報告。「一度だけでも発信した言葉や写真は取り戻すのが難しい」「匿名でも誰が発信したか特定できる」などの特性を伝え、相談に乗る大切さを訴えた。

 パネルディスカッションでは、兵庫県警サイバー犯罪対策係長の喜田健夫さん、加古川市立別府中学校PTA会長の清水玲子さんらが登壇。清水さんは、携帯電話のインターネットにつながないなどの約束を自分の子どもとしているとし「携帯電話を持たせる親にも責任がある」と強調した。

 有害サイトの閲覧を制限する「フィルタリング」などの対策も示された。「ネット以外の世界で人にもまれることが、トラブルに直面したときの解決力を養う」という意見もあった。

(2008/6/4 09:16)
by miya-neta | 2008-06-04 09:16 | 教 育