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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta

いじめから子供を守れ/横浜でシンポ

ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞


2008/06/14

 子供をいじめから守る方策について考えるシンポジウム「いじめはゼッタイ許さない」が十四日、横浜市中区の市教育文化センターで開かれた。いじめを受けた子供の父母らが昨年設立したNPO(民間非営利団体)「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」(矢内筆勝代表)の主催で、約三百人が参加した。

 愛知県内の私立高校教諭で、安倍晋三内閣が設置した教育再生会議(解散)の委員を務めた宮本延春さんが講演。小学生のころからいじめられ、学校も勉強も嫌いになった体験を語った。

 いじめを受けていた当時を「真っ暗なトンネルを懐中電灯も持たずに、つまずきながら歩いているようだった」と回顧。いじめを受けた子供の心の傷が容易に癒えない点を指摘し、「子供を褒めて自己肯定感を育ててあげてほしい。自分を認めてくれる存在を子供は必要としている」とアドバイスした。

 教育評論家の森口朗さんは「見て見ぬふりをする大人は明らかに加害者」と訴え、指導の怠慢や実態の隠ぺいを許さない法整備として、いじめ防止条例の制定を提唱。パネルトークで矢内代表も「いじめは犯罪。教育現場で善悪の判断を子供に明確に教えるべきだ」と強調した。

 会場では、参加者がいじめ撲滅の願いを短冊につづった。この短冊を結んだ飾りは七月の「湘南ひらつか七夕まつり」で掲げられる予定。
by miya-neta | 2008-06-14 16:19 | 教 育