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「二条河原落書」のネタ帳


by miya-neta
国際ニュース : AFPBB News


2009年06月26日 12:00 発信地:ワシントンD.C./米国

【6月26日 AFP】米下院は25日、バラク・オバマ(Barak Obama)政権が予算改革の対象としている最新鋭ステルス戦闘機「F22ラプター(F-22 Raptor)」の追加調達方針を含む2010年度の国防権限法案を、389対22で可決した。

 F22の調達打ち切りを決めているオバマ政権は、5504億ドル(約53兆円)規模の同法案が可決された場合、拒否権の行使も辞さないとしていた。

 ロバート・ゲーツ(Robert Gates)国防長官は、F22の調達数を187機に制限したい意向で、これに従うと今後調達できるのはあと4機ということになるが、多くの共和党員がこれに反対している。

 米空軍も調達中止には異を唱えており、前年には381機の調達を要請している。日本などの同盟国はF22の購入を希望しているが、F22は輸出禁止措置がとられている。

 法案は上院でも可決された場合でも、発効にはオバマ大統領の署名が必要となる。(c)AFP
# by miya-neta | 2009-06-26 12:00 | 国 際
時事ドットコム


 【ワシントン25日時事】米下院外交委アジア太平洋小委員会は25日、日本をテーマにした公聴会を開いた。この中でナイ元国防次官補とグリーン元国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長は、民主党がインド洋での海上自衛隊の給油活動に反対した経緯などに触れ、次期衆院選後に同党が政権を取った場合、日米関係に「摩擦」が生じる可能性があるとの懸念を示した。

 駐日大使候補に一時挙がったナイ氏は「民主党は日米同盟強化を進める現政権の多くの施策に懐疑的立場を表明してきた」と指摘。さらに「日本政界の不確実性と再編成は今後数年間続き、同盟関係に摩擦を引き起こすだろう」と述べた。 

 グリーン氏は、「民主党は日米同盟を支持しているものの、『日本の自立性を高めよ』などと雑音を出している」と不快感を表明。「民主党には政権移行のための綿密な計画がなく、安保政策をめぐる党内対立から政権を取ってもいつまで続くか不透明だ」との厳しい見方を示した。

 ナイ、グリーン両氏とも、北朝鮮の核・ミサイルの脅威や中国の軍事力拡大が続く現状では、日本の政権の枠組みにかかわらず日米同盟を強化することが両国の利益になると主張した。(2009/06/26-09:56)
# by miya-neta | 2009-06-26 09:56 | 政 治
日経ビジネスオンライン


2009年6月22日(月)

叩きたいのは世襲か、自民党か~『世襲議員のからくり』
上杉 隆著(評者:加藤 亨延)
文春新書、710円(税別)
加藤 亨延


 小泉、安倍、福田、麻生と世襲議員による首相が続いている日本。国会内においても、自民党は現職の40%、民主党のそれは20%になるそうだ。なぜ、それほど国会議員の世襲が多いのか? 本書では、国会議員の秘書経験もあるフリージャーナリストの著者が、その疑問を様々な政治家の実名を挙げながらひも解いていく。

 まず著者が噛みついたのが、突然の辞任劇により世間の非難を受けた安倍と福田、そして現首相の麻生である。

〈父親(評者注:安倍晋太郎)の死期が近づき、無念の臨終を迎えるという時期に、隣の部屋でゲームに興じていた〉

〈学生からそのまま実父(評者注:福田赳夫)の秘書となり、政治の訓練を受けていたのは、(評者注:伊香保温泉横手館に養子に行き、その後食道ガンで亡くなった)弟の横手征夫の方だった〉

〈これから選挙に出ようという時だから気を遣ったのか、麻生が皆にお茶を淹れようとした。ところがどうすればいいのかわからない〉

 著者は、〈世襲の場合、お金の苦労、生活苦労等が一般の人よりも少ない。甘えがある。だから安倍、福田両首相のように投げ出す。他人の苦しみがよく分かっていない〉という鈴木宗男のコメントを引き合いに、関係者の証言を元に“胆力のなさ”を次々と挙げていく。

 つまり経済的に非常に恵まれた生育環境が、現状を実感させる力を乏しくし、それが格差社会という現状を認められず、効果的な政策を打てない要因ではないかと主張しているわけだ。

 一通りの糾弾が終わると、「世襲議員のからくり」の解題だ。

「カバン」「地盤」「看板」も丸ごとバトンタッチ

 まず「親の政治資金団体を非課税で相続できる点」を指摘する。政治家の相続方法は2通りある。1つ目は、子供が新たな政治資金団体を作り、そこに資産を移す方法。これだと政治団体間の寄付となり課税されない。もう1つは、親の政治資金管理団体をそのまま引き継ぐ方法。こちらも同様に課税の対象に入らない。

 こうした相続の抜け道は、法的に認められているわけではなく、政治資金規正法に明確な規定がないために“結果として”可能となるそうだ。

 次いで、「後援会組織の世襲」を取り上げる。日本では伝統的に、候補者が後援会組織に多額の金をつぎ込み自前で育ててきた経緯から、それを赤の他人に渡すのは忍びがたいと感じてしまう。よって後援会組織が家業化するそうだ。また後継者として秘書だった人物が何人も出馬した場合、その争いによりせっかく築いた組織が分裂する可能性もある。したがって、息子なり血族を頭領にしたほうが、万事まとまりが良いというわけだ。

 そして、ご存知「看板」と呼ばれる知名度の世襲である。「鳩山」「麻生」「小泉」「石原」などの苗字を政治的なブランドとして活用するほかに、極端な例として、氏名すべてを“襲名”する場合もあるそうだ。

 その好例が、茨城県選出の中村喜四郎・衆議院議員。彼の名は「伸」だったにもかかわらず、出馬に当たり法的にも「喜四郎」と改名し、参議院議員だった父の名前をもらった。結果、父親と同じ代表者名で後援会を引き継ぐことができ、所在地も会計責任者名も変える必要がなくなった。慣れ親しんだ氏名を投票用紙に書けることは、後援会員に大きな安心をもたらすともいう。

 これら「カバン」「地盤」「看板」という、選挙に必須の「三バン」を世襲議員はいともたやすく受け継いでいく。新人候補にも関わらず、選挙での圧倒的な優位性が確立されるのだ。

 この事実を踏まえ、著者は世襲比率が低い欧州の選挙制度に、その解決策を求めようと試みた。特に、欧州の中でも同じ議院内閣制を採用している英国こそが、日本の「世襲のからくり」を砕く手本になるのではないかと訴える。

 著者は、〈英国では、特に世襲を禁止する法律はない〉と前置きし、英国議会下院には世襲議員が少なく(下院全体で3%未満)、“胆力のない”議員が選ばれにくい理由を列挙する。


 例えば、政党は候補者を政治家として有能と思われる順に安全な選挙区へ鞍替えさせたり、初めて立候補する場合などは、わざと対立候補の強い選挙区から出馬させて鍛える(=負けさせる)こともあるそうだ。選挙区の移動が頻繁に行われ、国会議員の地元意識はほとんどないという。また選挙に限らず、公認候補の選定にも数回にわたる厳しい選抜が党内で行われ、候補者は党員から浴びせられる鋭い質問に答えなければならない。

 結果、国会議員による地元への利益誘導を防ぎ、演説(討論)能力など真に政治家として資質があるものだけを国政へ送り出す、英国政治が実現しているのではないかと著者は述べている。

 ただ、私が思うに、著者の主張には2つほど付け加えるべき点が存在する。

 まず、英国人の演説(討論)能力の高さは、そもそも選挙や公認候補の選定だけで磨かれるわけではない。その背景には、日頃から討論が重視される「教育」という下地がある。

 授業は先生から一方的に与えられるものではなく、初・中等教育においても、クラス内で1つのテーマに沿い自らの考えを述べる討論に、多くの時間が割かれる。成績もペーパーテストの結果だけではなく、プレゼン能力が加味される。したがって、まずは教育内容の改革から始めねば、著者が主張する意味での政治家の資質の底上げは、叶わないであろう。

 次に、連合王国である英国は、日本よりはるかに地方分権が進んでおり、スコットランドやウェールズなどの地方は、かなりの政策決定権を持つ。つまり中央集権的な日本の政治状況とは異なり、英国では地方のことは地方が行えるため、国会議員が国から地元へと利益誘導する発想自体が意味をなさないのだ。

民主党議員の世襲は見て見ぬ振り

 世襲議員に対し厳しく疑問を呈する本書は、最後に〈国民の意思が世襲を断ち切る〉と題し〈結局は、それを正すのも許すのも有権者、つまり国民の意思しだいなのである〉とまとめている。

 無論、これは正論であり、世襲問題を解決する根本に違いない。しかし、そのあるべき「国民の意思」が容易に実現可能であれば世襲問題はすでに解決しているはずであり、現在それができていないがために、問題が起こっているのではなかったのか。このような安易な議論のまとめ方では、せっかく今まで著者が主張してきた事柄が、途端すべて水泡に帰してしまう。

 また、全編を通して議論が一方的過ぎる点に、いささか説得力の弱さを感じた。『官邸崩壊』で安倍政権の内幕を扱った著者だからか、本書中でも安倍批判が目立ち、他にも多くの自民党議員が批判対象とされている。中曽根弘文に至っては、個別の理由もなしに「ひ弱」と決めつけられている。

 もちろん、「上杉隆」という一個人が書き上げた本なので、そこに必ずしも公平さは要さない。自民党に世襲議員が多いのも事実だ。しかしながら、自民党議員の糾弾だけにとどまらず、民主党議員の現状も著者独特の痛快さで、もっと白日の下に晒してほしいと感じたのは私だけではなかろう。著者が秘書として働いていた鳩山家の話も登場するが、他の議員に比べて論調が緩いようにも読める。

 事の是非を考える場合、対象の功罪を様々比較してこそ、その本質に迫れる。一方向の議論だけでは単なる“悪口”の域を出ることはなく、それこそ英国における“実のある討論”には遠く及ばず、日本お得意の“実のない演説”に留まってしまうのではないか。

 本書には多くの政治家が実名で登場する。「国民の意思次第」という結論の甘さと、議論の薄さに物足りなさは残るが、日本政治の生臭い内実をえぐりとる筆致は気持ちよいし、秘書経験のある著者ならではの視点と情報で、政治と選挙の裏側を垣間見られる点では、価値も感じられる本だと思う。

(文/加藤 亨延、企画・編集/須藤 輝&連結社)
# by miya-neta | 2009-06-22 12:57 | 政 治
日経ビジネスオンライン


2009年6月22日(月)

【第3講】五感に訴える選挙戦術

Author : 森川 友義 【プロフィール】

 日本人の挨拶と言えば、お辞儀が一般的です。しかし、政治家であれば握手。選挙の時はもちろん、それ以外の場でも、政治家から握手を求められた経験を持つ有権者は少なくないでしょう。

 なぜ政治家は握手が大好きなのでしょう。

 肌と肌が触れ合うことで、親近感や安心感が増し、得票につながる――。

 よくありそうな説明ですが、何となく納得できるような気がします。欧米で握手が習慣となっているのも、人間同士の摩擦を減少させるからという説もありますし。

人は人を「見た目」「声」で判断

 進化政治学者は、握手の効用を遺伝子の観点から分析しています。学者の間で「握手と関係がある」とされているのが、ホルモンの一種であるバソプレシンです。前回取り上げたように、ホルモンの多寡は遺伝的に決まります。このバソプレシンを多く分泌する人は、肌を触れた相手を他人と思えなくなる傾向が強いと考えられています。

 ですから、冗談みたいな話ですが、バソプレシンの多い人を狙って握手するというのは、獲得票数を増やすための“高等な”選挙戦術とも言えるわけです。もっともバソプレシンの多い人をどう見極めるかという課題は残りますが・・・。というわけで、政治家は手当たり次第に握手します。質より量、数打てば当たりますから。

 逆に、我が国の政治のあり方を本気で考えている有権者であるならば、政治家と握手をしてはいけないとなります。肌が触れた途端に、バソプレシンがドーッと出てきてしまっては、合理的な判断ができなくなりますから。各政党のマニフェストを吟味したうえで投票に臨みたい方は、「握手は厳禁」と頭に入れておいてください。

 握手のような「触覚」だけではありません。地球上にヒトが登場した時から備えている感覚は、政治家や有権者の行動に影響を及ぼします。「視覚」「聴覚」「触覚」「味覚」「嗅覚」の五感と進化政治学は、切っても切り離せないのです。

 五感のうち、選挙で最も使われているのが視覚です。選挙が始まると、ポスターがいろいろな場所に張られています。次が、街頭演説や政見放送に代表される聴覚でしょう。

 「メラビアンの法則」という経験則があります。これは南カリフォルニア大学の心理学者、アルバート・メラビアン博士が、人は相手の何を見て判断するのかを実験したところ、以下のような結果を得ました。

人となりは「視覚」「聴覚」で90%判断される

「握手は、マニフェストよりも強し」  _b0067585_12494275.jpg

 これを選挙に当てはめると、私たちは自分の選挙区の候補者を選ぶ際に、候補者の選挙公約や政策提言などのコンテンツはほとんど意識していないことになります。それよりも、どのぐらい見栄えがするか、どのような声で話しているのかといった「視覚」「聴覚」で判断してしまっているのです。

政治家向きの顔とは?

 よく有権者は選挙に当たって、「人物本位で選ぶ」と言います。この人物本位とは、どうやら「見かけ」の部分が相当に大きいと思われます。なんだかんだ言っても、見栄えのよい候補者が当選しているのではないか、顔で選んでいる人が結構いるのではないかという疑念が湧いてきます。

 この疑念について、私のゼミの学生だった中島慎一郎君が、卒業論文で興味深いアンケート結果を報告してくれました。彼のテーマは、選挙における視覚的魅力です。もし顔が全く影響を与えていないならば、選挙区100に対して顔のよい方と悪い方が半々という結果になるはずです。

 中島君は、自民党と民主党が拮抗している20の選挙区における男性候補者の顔写真を学生に見せて、顔がどのぐらい影響を与えているのかを調べました。この結果、次の2点が分かりました。

(1)顔が「より魅力」と判断された候補者20人のうち、実際には12人が当選し、8人が落選した。

(2)当選するための「顔の魅力」として、重要な要素は3つ
 ・表情が優しい
 ・信頼できる
 ・威厳がある

 ハンサムとか、元気とか、若さとかは、必ずしも国会議員に必要とされる顔の要素ではないことも分かりました。

 やはり「政治家向き」の顔は存在するようです。優しそうで、信頼できそうで、威厳がありそう。こういう人は当選確率が高いのです。学生に限った調査ですし、統計の有意性も考えなければいけませんが、有権者は顔で選んでいる傾向はありそうだとは言えそうです。

 聴覚は、政治家から発せられる声の大きさや速さ、トーンなどが影響します。街頭演説で、一生懸命に熱意を訴えようと叫んでいたり、ひたすら頭を下げてお願いしていたり・・・。様々な候補者がいます。



 有効なのは「ユーモア」です。人は笑うと、血液中の免疫細胞が活発になります。例えば、血糖値が低くなったり、胃腸のもたれがなくなったり、実際に健康を体感するケースもあるようです。

 だから、笑わせてくれる人は、自分の免疫力を高めてくれる人なのです。人間は利己的な動物であるという話を第1回でしました。この考えに照らし合わせれば、笑わせてくれる人=自分に利益をもたらしてくれる人です。

 これが、好意=得票につながらないわけがありません。政治家にとって、ユーモアは有権者に好まれるための資質なのです。

選挙に勝つ香水があってもいい

 残るは味覚と嗅覚です。

 味覚について言えることは、政治家が有権者と一緒に食事をすることですね。公職選挙法の改正によって、選挙運動等の時(お茶受け程度の菓子や選挙事務所において選挙運動員に対して提供される弁当を除いて)、飲食物の提供はどんな理由であっても一切禁止になっています。そのため、味覚による選挙運動は極端に減少しました。

 このように政治家は自分で飲食を提供はしませんが、他方、冠婚葬祭といったような機会をなるべくとらえて、食事の輪に入って自分を売り込んでいるようです。

 食事の時間(味覚と嗅覚)では、政治家は握手もするし(触覚)、間近で会話もしますし(視覚と聴覚)、さらにアルコールが入ると口がなめらかになりますので、有権者と良い関係を築くことができます。このように五感すべてを駆使する場所なので、政治家としては票を獲得する絶好の機会ととらえているはずです。

 最後に「嗅覚」です。嗅覚に訴える方法は、選挙戦術では未開拓の分野です。でも、女性は匂いに敏感です。候補者が女性の好感度を高めるような香りを漂わせることで、女性票をつかむことができるのではないか。

 遠い将来かもしれませんが、「選挙に勝つ香水」が売り出される日が来るのではないかと思っています。ここに大きなビジネスチャンスが潜んでいるかもしれません。
# by miya-neta | 2009-06-22 12:36 | 政 治
MSN産経ニュース


2009.6.14 19:37

 自民党の細田博之幹事長は14日、秋田市で講演し、北朝鮮の核開発に関連し「ロシアや中国に向け(ミサイルを)撃つはずがない。米国は遠すぎるし、大国なので危ない。どこを目指し開発しているかはっきりしている」と述べ、日本を想定している可能性が高いとの見方を強調した。

 同時に「日本人拉致問題も大事だが、核の問題は全国民の問題だ」と指摘。与党の対応に関し「北朝鮮を徹底的に締め上げるような法的措置を取っていく」と述べた。

 安倍晋三元首相も埼玉県秩父市での講演で「国際社会の要求を受け入れなければ立ち行かなくなると、金正日総書記らに判断させるしか道はない」と述べ、各国と連携して制裁を着実に実施すべきだとの認識を示した。
# by miya-neta | 2009-06-14 19:37 | 政 治